しかもこのような政治の下では、ときに金銭授受もふくめて、さまざまな利権構造もつくられる。「一任された」政治家と、その下に群がる人たちとの間に発生する「友好関係」が生みだす利権構造である。加計学園問題はそのひとつであろうが、それはお互いに便宜を図り合う関係である。
既に多くの人が気づいている通り、加計学園の問題は利権構造でもなんでもない。いや、文科省の岩盤規制が利権構造であるというなら正しいが、それを打ち破ろうとした政府の側は100%の正義だ。
にも関わらず、未だに「加計学園の問題は政府の利権構造だ」的に言い張り、レッテル貼りをすれば、大衆は扇動され騙されると信じ込んでいる。これを「昭和的マスコミの愚かさ」と言わずして何と言おうか(笑)。
「昭和的価値観は急速に失脚している」という所まで気づきながら、それがまさに、自分達マスコミが急速に失脚している理由であると気づかない。まさに「自分の姿が見えてない、自分を省みることができない馬鹿」の典型である。もはやマスコミの知能レベルでは、自浄作用など全く期待できないのである。